JavascriptでH.264のビデオをデコード(再生)する「Broadway.js」

またスゴいのが出てきたけど、このJSビデオデコーダよりもEmscriptenの方に驚きました。
これ使えば比較的簡単にC言語資産のライブラリとか移植ができそう。
似たようなアプローチだとGoogleのNative ClientやAdobeのAlchemyがありますが
どちらもブラウザプラグインなので、プラグインなしならコレ。
あとJS変換のライバルはllvm-js-backendというのもあります。

とりあえずメモだけ。
下の翻訳間違ってたらすみません。


Broadway.js
https://github.com/mbebenita/Broadway


デモ：
http://mbebenita.github.com/Broadway/broadway.html


説明：
Mozillaの開発者であるMichael Bebenitaが、H.264ビデオフォーマットのJavaScriptデコーダを公開。
ブラウザ上でネイティブに動作することを意図するこのJavascriptデコーダは、
既存のH.264デコーダ（C言語で書かれたAndroidで使用されているH.264デコーダ）を簡素化し、
C/C++のコードをコンパイルしたLLVMビットコードをEmscriptenを使用してJavascriptに変換している。
このデコーダは、従来のハードウェア構成のままで30fpsの実行速度を保ちながらビデオを表示できる。
ソースコードはGitHubにアップされているので誰でも参照できる。
改善余地はWebGLを使用してGPU経由で並列処理を行うなど。
現在の動作環境は、Firefox、Chrome、Safari、Operaはいけてるっぽい。


Emscripten：
Emscripten is an LLVM-to-JavaScript compiler. It takes LLVM bitcode – which can be generated from C/C++, using llvm-gcc or clang, or any other language that can be converted into LLVM – and compiles that into JavaScript, which can be run on the web (or anywhere else JavaScript can run).


プレゼン動画：
http://yfrog.com/nmng0z